2020年11月21日
おうち時間も楽しもう!『小さな独裁者』
戦友の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
NSドイツ軍サバイバルゲームチーム
『黒騎士中隊』所属 ウサギの黒紫貴でございます。
絶賛活動中なんですが、またちょっとおうち時間も増えそうなので私が見た映画などを書いていきたいと思います。
ちょっと時間が出来たので少しづつブログを更新していこうと思って前から気になる作品をレンタルしてきたのですが、
わりと怖い話には耐性がある私でさえ、
久しぶりに心底『こええええええええええええええ』と白目むいた作品をご紹介したいと思います。

『小さな独裁者』(2017年 ドイツ)
原題の"Hauptmann"とはドイツ語で「大尉」という意味。
第二次世界大戦末期の1945年4月、軍規違反が相次ぐ敗色濃厚なドイツ。

部隊を脱走した空軍上等兵ヘロルトは憲兵隊に追われていた。
辛くも追っ手から逃れた彼は、打ち捨てられた軍用車両の中をあさっている際に空軍将校(降下猟兵大尉)の軍服一式を発見。

軽い気持ちでこの軍服を身にまとってみたヘロルトを本物の将校と信じた遊兵フライタークから指揮下に入れるよう頼まれ、
ヘロルトはこのまま将校になりすますことを思いつき巧みに嘘を重ねていく…
.*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*.
ヴィリー・ヘロルトという人物の実話ですが、実際は映画よりもっと残酷だったようです。
ここからは私個人的の感想ですが、
あらすじを読んでざっくりまとめると、
『主人公のヘロルト(脱走兵)がひょんなことからエラい人の軍服を手に入れてイキリ大尉になって無双する話?』と単純に思ってたんですがむちゃくちゃ怖かったです(人間の心理が)
丈の合わない軍服を着たヘロルトも最初は『いつバレるんやろか…』と不安そうな表情を見せるんですが、ものすごい速さで状況に適応していくのがまた怖いです。

(画像はオーパーツ&マンパワー使用です)
そして指揮下に入った遊兵たちもヘロルトの指揮下で次第に残虐な行為に馴染んでいき、
ヘロルトの嘘が招いた負の連鎖と結末に全員が直進していきます。
『些細な嘘でほぼ全員が不幸になる』というところが松本清張の作品を彷彿させる映画でしたが、
嘘みたいなこの話が実際にあったというのがまた怖さ倍増でした。
あと思った以上にエネルギーを消費するし考えさせられたので、大型連休の初日とかハーゲ〇ダッツやpizza、じゃがり〇等を食べながら心身元気な時に見て欲しいと思います。(結構後味悪いです)
余談ですが私も一年に数回『先生』と呼ばれることがありますし、仕事柄ちょっと特殊な服を着ることがあります。
なので行き先でむちゃくちゃ有り難がられたり、丁重なもてなしを受けるのでついついイキリ顔になるし、主人公の気持ちがすごくわかります。
正直、チヤホヤされるんで自分TUEEEEって気になるんです。
…でもみんながチヤホヤするのは私個人じゃなくて『服』や『肩書き』なんですよね。
実際そういう同業者も多いですし、チヤホヤされたいンゴ…で『先生』になりたい人も沢山います。
師匠曰く『先生と言われて調子に乗るやつは三流だし、チヤホヤする周りに流されたらいけない』とのことですし、それで潰れた同業者も沢山います。
要は服(階級)に見合った漢(中身)になれ!ということなんだろうなぁと思います。
ホンマに先生!とか大将!とか言われて調子に乗る時があるとしても飲み会の支払いの時や繁忙期のイレギュラー出勤とか頼まれごとぐらいでしょうね。
個人的な思い出は中隊長の『先生!頼みますよ!』でイキリ奢り太郎になって『忘年会』とかいう名目で京橋の安い居酒屋で何回か奢るハメになったかわからへんな~と思い出すぐらいで丁度いいと思います。財布と明日の為にも…

(画像はイメージです)
まぁ『先生!』と呼ばれてイキリ全開になりそうな時は要注意!ということと、忘年会は1回やればいい話ということで…今日はお開きにしたいと思います。
(余談ですがこの文章書いた時は1年前だったので当たり前に忘年会、新年会とかあったんですよね…今はちょっと飲みに出るのも躊躇われますね…)
それでは皆様、またお会いできる日を楽しみにしています。Auf Wiedersehen!
それから Wir sind heute zu Hauseでご安全に、
医療従事者の皆様、関係者の皆様、
何卒お身体ご自愛くださいませ!
text/ウサギの黒紫貴
NSドイツ軍サバイバルゲームチーム
『黒騎士中隊』所属 ウサギの黒紫貴でございます。
絶賛活動中なんですが、またちょっとおうち時間も増えそうなので私が見た映画などを書いていきたいと思います。
ちょっと時間が出来たので少しづつブログを更新していこうと思って前から気になる作品をレンタルしてきたのですが、
わりと怖い話には耐性がある私でさえ、
久しぶりに心底『こええええええええええええええ』と白目むいた作品をご紹介したいと思います。

『小さな独裁者』(2017年 ドイツ)
原題の"Hauptmann"とはドイツ語で「大尉」という意味。
第二次世界大戦末期の1945年4月、軍規違反が相次ぐ敗色濃厚なドイツ。

部隊を脱走した空軍上等兵ヘロルトは憲兵隊に追われていた。
辛くも追っ手から逃れた彼は、打ち捨てられた軍用車両の中をあさっている際に空軍将校(降下猟兵大尉)の軍服一式を発見。

軽い気持ちでこの軍服を身にまとってみたヘロルトを本物の将校と信じた遊兵フライタークから指揮下に入れるよう頼まれ、
ヘロルトはこのまま将校になりすますことを思いつき巧みに嘘を重ねていく…
.*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*.
ヴィリー・ヘロルトという人物の実話ですが、実際は映画よりもっと残酷だったようです。
ここからは私個人的の感想ですが、
あらすじを読んでざっくりまとめると、
『主人公のヘロルト(脱走兵)がひょんなことからエラい人の軍服を手に入れてイキリ大尉になって無双する話?』と単純に思ってたんですがむちゃくちゃ怖かったです(人間の心理が)
丈の合わない軍服を着たヘロルトも最初は『いつバレるんやろか…』と不安そうな表情を見せるんですが、ものすごい速さで状況に適応していくのがまた怖いです。

(画像はオーパーツ&マンパワー使用です)
そして指揮下に入った遊兵たちもヘロルトの指揮下で次第に残虐な行為に馴染んでいき、
ヘロルトの嘘が招いた負の連鎖と結末に全員が直進していきます。
『些細な嘘でほぼ全員が不幸になる』というところが松本清張の作品を彷彿させる映画でしたが、
嘘みたいなこの話が実際にあったというのがまた怖さ倍増でした。
あと思った以上にエネルギーを消費するし考えさせられたので、大型連休の初日とかハーゲ〇ダッツやpizza、じゃがり〇等を食べながら心身元気な時に見て欲しいと思います。(結構後味悪いです)
余談ですが私も一年に数回『先生』と呼ばれることがありますし、仕事柄ちょっと特殊な服を着ることがあります。
なので行き先でむちゃくちゃ有り難がられたり、丁重なもてなしを受けるのでついついイキリ顔になるし、主人公の気持ちがすごくわかります。
正直、チヤホヤされるんで自分TUEEEEって気になるんです。
…でもみんながチヤホヤするのは私個人じゃなくて『服』や『肩書き』なんですよね。
実際そういう同業者も多いですし、チヤホヤされたいンゴ…で『先生』になりたい人も沢山います。
師匠曰く『先生と言われて調子に乗るやつは三流だし、チヤホヤする周りに流されたらいけない』とのことですし、それで潰れた同業者も沢山います。
要は服(階級)に見合った漢(中身)になれ!ということなんだろうなぁと思います。
ホンマに先生!とか大将!とか言われて調子に乗る時があるとしても飲み会の支払いの時や繁忙期のイレギュラー出勤とか頼まれごとぐらいでしょうね。
個人的な思い出は中隊長の『先生!頼みますよ!』でイキリ奢り太郎になって『忘年会』とかいう名目で京橋の安い居酒屋で何回か奢るハメになったかわからへんな~と思い出すぐらいで丁度いいと思います。財布と明日の為にも…

(画像はイメージです)
まぁ『先生!』と呼ばれてイキリ全開になりそうな時は要注意!ということと、忘年会は1回やればいい話ということで…今日はお開きにしたいと思います。
(余談ですがこの文章書いた時は1年前だったので当たり前に忘年会、新年会とかあったんですよね…今はちょっと飲みに出るのも躊躇われますね…)
それでは皆様、またお会いできる日を楽しみにしています。Auf Wiedersehen!
それから Wir sind heute zu Hauseでご安全に、
医療従事者の皆様、関係者の皆様、
何卒お身体ご自愛くださいませ!
text/ウサギの黒紫貴